ドガ展:横浜美術館

2010年10月25日
みなとみらいの横浜美術館で開催中、
「ドガ展」へ行く。
 
横浜美術館
 
今年は印象派展の当たり年と言われていますが、
前々から気になっていたドガ展を見に行ってきました。
先日までのうだるような猛暑の日々はどこへ消えてしまったのでしょう。
一気にやってきた寒波で道中、クシュン、クシュンとしながら、いざ横浜美術館へ。
 
ドガの回顧展は、国内では21年ぶりだそうです。
なかなか日本ではまとめて見ることができないんだなーと、感慨深く鑑賞してきました。
期待というか予想していた通り、バレエものが多かったです。
絵画だけでなく、ダンサーの躍動する動きの彫刻も結構ありました。
面白いなと思ったのは、こうして作品をまとめて見ていると、
広告なんかでバンバンと使われている「エトワール」以外の絵画作品では、
バレエが実際に演じられている舞台そのものを
描いた作品が少なかったこと(いやむしろ、なかったかも)。
練習場とか、控え室とか、舞台の袖とか、
バレエの裏側で行われている何気ない日常を描いたものがたくさんありました。
ところで、他のテーマの作品なんかも見ながら改めて思うんですが、
ドガはかなりフェティッシュな人だったんだろうなという気がします。
 
今回は習作も結構多めに展示されていました。
特に人物画や群像画において、人物の個性をしっかりと表現するため、
スケッチを何度も何度も繰り返していたんだろうなと、ひしひしと伝わってきました。
作品がつくられるまでの課程のようなものが習作を通してわかって、面白かったです。
人物画はどれも写実に徹していたものでしたが、表情や構図が緻密に構成されていて、
描かれている人物の個性や場の空気感のようなものが
ストレートに伝わってくる骨太の作品が多かったように思います。
これまであんまし他の展でも気にしてなかったけど、
人物画もちゃんと見ていく必要があるなと感じました。
美術鑑賞、まだまだ奥が深いです。
 
 
APEC横浜
APEC開催が近く、駅周辺に警備の方がたくさんいました
  
エトワール
「エトワール」
 
バレエの授業
「バレエの授業」
 
水を飲む鳩
水を一心不乱に飲む鳩たち(美術館前にて)
 
スヌーピー
スヌーピー?(横浜アットにて)
 
 
覚え書き
・展示会場はさほど混雑を感じず。
 横浜美術館は空間設計がいいのか、いつもさほど苦にならず鑑賞できる気がします
・バレエ以外には、競馬や裸婦をテーマにした作品が多かったような
・動き、スピード、瞬間を感じる絵
・パステル画
・唯一世に出した彫刻「14歳の小さな踊り子」
・ドガが撮影した写真(おちゃらけたやつも)
・マネに切断された「マネとマネ婦人像」。破れ口は真垂直
・ドガの詩。メモするの忘れたー
・APEC横浜
・横浜アットではスヌーピーショップとディズニーショップがお隣同士