ウィリアム・エグルストン:SCAI THE BATHHOUSE

2010年7月17日
谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開催されている、
「ウィリアム・エグルストン:21st Century」へ行く。
 
SCAI THE BATHHOUSEの煙突
 
あつーい。とても、あつーい。
ついこの前までの梅雨のワサワサとした雨降りにおびえていた毎日が嘘のようで、
海の日連休の間際から、
ジリジリとした陽射しの音が聞こえそうな厚い毎日が続きます。
そんなわけで、この連休、
ギンギンに晴れ渡った青空を感じながら、
谷中にある「SCAI THE BATHHOUSE」というところで開催されている
ウィリアム・エグルストンの写真展に行ってきました。
 
谷中の会場へは日暮里駅から向かいました。
東京で暮らして結構たつのですが、日暮里駅に真剣に降りたのは
もしかしたらはじめてかもしれません。
谷中霊園、そういえば、テレビや雑誌などで見聞きしたことがあるかも。
駅を降りてすぐに広がるその不思議な緑地帯を通り抜けると、
目的のギャラリー、SCAI THE BATHHOUSEはありました。
もともと200年の歴史を持つ由緒ある銭湯を改装してつくられた空間は、
とても個性的なつくり。そういえば、付近の街並みも温故知新といった体で、
風情のある建物がたくさん並んでいましたね。
 
会場では、原美術館で見た写真もあったりしましたが、
同じ写真でも、サイズが違ったり、また展示されている場所が違うだけで、
ずいぶんと雰囲気が違うものだなと、気づくところがありました。
絵画作品などと違って、写真作品は、こういう面白さがありますよね。
原美術館では作品によってサイズを変えているような気がしましたが、
こちらは、比較的一定のサイズで整えられていた気がします。
ほかに原美術館でのエグルストン展との違いと言えば、
エグルストン主演のドキュメント映像を会場で流していたことでしょうか。
写真に恐らく詳しいと想われる方々が、じっくりと見入っていました。
原美術館に行ったときと同じで、
ポストカードとか売ってなかったのは残念だったかな。
高価な写真集はいくつも売っていたのだけど、衝動買いはむずし。
 
そういえば、ギャラリー内の受付カウンターは、
丁度銭湯で言うところの番台があった場所に設けられていました。
夏のはじまりを感じる超暑い一日だったので、
200年続く風呂上がりの如く、
ぐいぐいっといくための珈琲牛乳瓶でもお姉さんに頼みたかったけど、
冷たくひえた飲み物類は会場でお買い求めいただけませんので、
夏行く方はご注意あれ。
 
 
JR日暮里駅
日暮里駅。駅の屋根はなかなかハイカラ
 
谷中霊園
谷中霊園。日傘の女性に季節感がありますね
 
SCAI THE BATHHOUSEの外観
SCAI THE BATHHOUSE。元は200年の歴史がある銭湯「柏湯」
 
エグルストンの写真
うっすら見えるエグルストンの写真。ガラス越しがなんとも
 
上野公園夏の噴水
上野公園夏の虹
そのまま歩いて上野公園へ。噴水に虹が見えました。夏也
 
上野公園のスカイツリー 
上野公園、すくすくとしたスカイツリーも見えました
 
 
覚え書き
・今年はじめて聞いた蝉の声は谷中霊園。やっと暑い季節到来
・SCAI THE BATHHOUSE、もしも迷ったら煙突が目印になります
・同じ写真を違う場所で見ると、大分印象が違うことに気づく。
 大きくしすぎると逆に好きでなかったり、
 小さかったのが大きくなってると、感じるものがあったり、
 写真はまた絵画とは違った鑑賞作法があるものだなー、と。
 それと、個人的に好きになるサイズってあるものですね。不思議と
・谷中ははじめて降りた土地だったけど、
 とても不思議な街。いい意味で、お墓と街が渾然としてました。
 特にこの季節、霊園の真ん中を突っ走る道路を
 葉桜緑の木漏れ日を感じながら歩くのはなかなか乙かと。
 上野方面の美術展を考えている方は、たまには日暮里駅下車で
 向かって見てはどうでしょうか
・ちなみにこのなつ初めての虹も確認。時刻は参時頃