長谷川等伯 没後四〇〇年特別展:東京国立博物館

2010年3月7日
上野の国立博物館で開催された、
「長谷川等伯 没後四〇〇年特別展」へ行く。
 
松林図屏風
 
以前、国立博物館に「対決-巨匠たちの日本美術」という大規模な展示を
見に行ったことがありました。
雪舟×雪村、長次郎×光悦、宗達×光琳などなど、
日本の美術を代表する巨匠達の作品を対比させながら
これでもかと大作が多数展示されていて、美術史にうとい僕にとっても
大変見応えのある内容となっていました。
琳派という言葉を覚え、強い興味を持ったのもこのときです。
 
中でも、記憶に残っているのが
狩野永徳「檜図屏風」×長谷川等伯「松林図屏風」。
絢爛豪華な永徳の作品、静けさの極みとも言える等伯の作品。
大げさに言うと、
これがまさしく日本美術の二つの極地なんじゃなかろうと、
頭をガツンとやられてしばらく見とれていました。
 
で、その松林図屏風を再び見ようと行ったのが、
長谷川等伯 没後四〇〇年特別展。
目的の松林図屏風もさることながら、
学校の教科書で知っていた、利休や信玄の肖像画の現物を
はじめて見て満足したり、
今回は特にすごいなと思ったのは、楓図壁貼付。
今、ネットの画像で再確認しようとしたけど、
やはり現物サイズの迫力には及ばず。
楓のうねるような大木を、斬新な上からのアングルで力強く描いた作品は、
とてもダイナミックでした。
 
 
覚え書き
・利休の自画像を見ていたおじ様の一言、
 「こいつは確かに生意気そうな顔をしてるわ」