写実絵専門美術館 ホキ美術館:土気

2011年7月16日
土気駅からバス数分のところにあるホキ美術館へ。
開館記念第2弾「静物と風景画展」を鑑賞。
 
ホキ美術館
 
雑誌やテレビなどのメディアで昨年に新しい美術館ができたこと、
しかもそれは写実絵専門というユニークなコンセプトを打ち出した箱で、
これはなかなか面白そうだとずっと思ってたのですが、
都心からはちょっと距離のある場所なのでチャンスになかなか恵まれず。
そんなこんなで、この度、海の日連休という恵みを使って、
ちょっと遠出のアート鑑賞に出かけてきました。
外房線にゆられ土気駅へ。
本当にここに美術館があるのか、と、駅を下りたときは心配になったけれど、
バスに数分ゆられて無事に発見できました。(バス停下りてすぐ)
 
12時になるぐらいの時間に到着したので、
さきに併設のレストランで食事してからいくかなと思ったんですが、
すでに予約は1時間待ち。まわりに食べる場所もそれほどなさそうなので、
食事のタイミングをどうするか、これから行く人は決めておいてもいいかもです。
とりあえず予約を入れておいて、先に館内を鑑賞。
 
外観から見ても特徴的な建物ですが、
内側も他の美術館とはちょっと違う雰囲気。
部屋というよりかは、広めの廊下に作品が展示してあるようなイメージでしょうか。
これを回廊というのかな。視線がいい感じで遠くに抜けて気持ちよかったです。
ライトは一つひとつの作品に対してきめ細かく調光できるようになっていて、
流石新しい美術館とうなる感じ。
それと、作品の多くをかなり近づいて見られるようになっていて、
一つの作品に何分もいろんな角度から、じっくり凝視している人が多かったです。
(とはいっても、館内はそれほど込んでなく、窮屈な印象はなし)
 
作品を鑑賞していて気づかされたのは、
この美術館に収録されている作品の作家の多くがまだ存命であるということ。
最後の空間が「私の代表作」という展示になっていたんですが、
ここでは美術館に収録されている作家の何人かに
お願いして用意してもらった代表作が、1作家1作品ずつ展示されていて、
その説明が作者の言葉でなされているんです。
ボタンをポチっと押すと、それがナレーションで流れてくる仕組み。
ただ絵を見ているだけではわからなかったことが、
作者の言葉を聞くと見えてきます。
改めて、画家は色々なことを考えて絵を描いているんだなあと。
 
 
土気駅
土気駅。トケと読む
 
土気駅のバス
トケバスでゴー
 
ホキ美術館のバス停
ホキストップ
 
ホキロード
ホキロード
 
ギザギザ
昭和の森
その日は暑い空でした。木々は昭和の森
 
はなう
ミュージアムレストラン「はなう」
 
前菜
スープ
パスタ1
パスタ2
デザート
ランチメニューーー。
東京西麻布「アルポルト」の片岡護シェフプロデュースだそうです
 
5:55
生島浩「5:55」
 
光る海
原雅幸「光る海」
 
木霊の囁き
五味文彦「木霊の囁き」
 
楽興
中山忠彦「楽興」
 
射光
松澤茂雄「射光」
 
まどろみ醒める午後
大矢英雄「まどろみ醒める午後」
 
西窓
島村信之「西窓」
 
 
覚え書き
・外観写真をしっかり撮るの忘れたーー
・写生は写実にあらず、写真にもあらず
・クッキリ派とボケ派のせめぎ合い
・体験を描く派と理想を描く派のせめぎ合い
・突き詰めると最終的な画家の興味は、自然か人(特に女性)、になっていくのかな。
 女性のポーズは、横たわり微睡んだ状態がやはりいいんですかね(いいんです by 川平)
・5:55のモデルの女性。どこの公民館で働いている?
 ベリーミステリアスガール
・絵画の作家は年齢によって作風が変わったりするけど、
 写実の作家は結構、年齢が変わっても作風が一定目な気がしました(よくもわるくも)。
 作家間の違いというのも、よほどの通でないと一瞬で見分けるのは難しいし、 
 こうした中、個性を出していくのは本当に大変なのかなと。
 逆を言えば、ここに揃っている作家たちは、個性を出しているわけで、なんか凄い
・「私の代表作」はありそうでなかった展示。
 作家の生の説明を聞けるというのは、
 やはり、第三者の説明書きとは全然違う面白さがあります。
 みなさん文才もかなりあるんじゃないですかね。
 改めて思う、絵一枚一枚にドラマがあるということ
・やはり都心から遠いのはサッドネス。
 ランチなんかも食べてると結構な出費。あいたた