アルフォンス・ミュシャ展:三鷹市美術ギャラリー

2010年5月23日
三鷹市美術ギャラリーで開催されている、
「生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展」へ行く。
 
生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展
 
三鷹市美術ギャラリー、という場所ははじめてでしたが、
ミュシャの約150点もの作品を展示する比較的大規模な
美術展が開催されるということで、これは行ってみようと、
ちょっと遠出になりますが、中央線に揺られ、三鷹まで行ってきました。
もっとも、駅から歩いて1分もかからない場所にあるので、
それほど遠出という印象はありませんでしたが。
 
三鷹市美術ギャラリー、というのは単独の施設ではなく、
複合デパートのような建物の上階にあるギャラリーでした。
生活用品フロアをエスカレーターで昇りながら、
あれ、ここで大丈夫だっけ、とやや不安になりましたが、
ギャラリーフロアに行くと、心配は杞憂に変わり、
なかなかしっかりとしたミュージアムスペースがそこにはありました。
結構昔からある場所なんですかね。
スタッフの方やお客さんの感じを見ていると、
昔から市民の方に大事に守られて、
運営されてきた場所なのかなという印象を受けました。
 
ミュシャの展示の方は、とても満足のゆくものでした。
いわゆる絵画のような一点物の作品とは違い、
ミュシャの場合は作品の中心が印刷物であるという性質上、
世に複数存在するわけで、
そんなこともあって、美術本などでよく見る作品が、
結構たくさん展示されていたと思います。
あと幸福なことに、日本の堺市にはミュシャ専門のギャラリーがあるようです。
そこからの出展作品も多数、今回の展示会では並んでいました。
サラ・ベルナール主演の芝居のポスターで、
ミュシャの出世作となった「ジスモンダ」ももちろんありました。
 
ミュシャの作品を見ていると、
とても女性の表情とかしぐさを捉えるのが巧みだなと思います。
モデルとなった本物の方よりも
色っぽく見えるんじゃないか、そう思わせる作品が何枚もありました。
ミュシャの作品を見ていると、女性の美しさに心底愛情があり、
惚れ込んでるんだろうなと感じさせられます。
そして、自身はとてもロマンティックな人だったのだろうと。
 
印刷物だけでなく、ミュシャの絵画作品も何点か出展されていました。
絵画の方もやはり同じように、
女性の表情やしぐさのとらえ方に特長があるのかなと、
素人ながらもやもやと考えながら、
会場は意外に空いているので、一度見終わった後も、
またゆっくりと二度見をすることができました。
 
 
 
「四芸術」 詩
「四芸術」 詩
 
 
「四芸術」 ダンス
「四芸術」 ダンス
 
 
「四芸術」 絵画
「四芸術」 絵画
 
 
「四芸術」 音楽
「四芸術」 音楽
 
 
 
覚え書き
・流麗で華麗なマカロニヘアー
・縦長のトリミングでシルエットの美しさを際だたせる
・女性の表情やしぐさを捉え描く巧みさは、喜多川歌麿をちょっとだけ連想させた
・自販機で飲んだ珈琲はちょっとだけ薄味かも