包む – 日本の伝統パッケージ展:目黒区美術館

2011年4月23日
目黒の目黒区美術館で開催中、
「包む – 日本の伝統パッケージ展」へ行く。
 
目黒区美術館
 
デザイナーの岡秀行氏が旧蔵していた
日本の伝統的なパッケージ(包装とか容器とか)を
一覧できる展示会があるということで、
目黒区美術館へ行ってきました。
 
会場は、「木」、「竹」、「笹」、「土」、「藁」、「紙」と分かれていて、
素材ごとにパッケージの持つ美しさや味わいを感じ取れる展示構成。
岡氏の言葉に、
「これほど美しく、これほど心動かすものが、
かつては日常生活にあふれていたのは驚くべきことである」
とあるように、日本にはこういう世界に誇れる文化があったんだなと、
一点一点を見ながら、誇りのようなものを感じました。
個人的には、展示物それぞれのネーミングに粋があっていいなあと。
日本人は江戸のころから識字率が高かったというけど、
名前が作品(工芸品)としっかり響き合っているのは、
そんなところに理由があるのではないかと、思うわけです。
 
 
目黒川
葉桜並木
目黒川。ちょっと前は花満開だったけど、もう葉桜並木
 
桜発見
美術館へ行く途中、残り桜の風情哉
 
 
覚え書き
・「笹の緑、 竹の艶やかさ、紙よりも薄く削った経木の木目などの美しさは
 自然の与えてくれたものではあるが「自然」そのままではない」 by岡秀行
・造形美と同様、ネーミングセンスというのも、
 日本人の世界に誇れる美意識だなと、勝手に思う
・気になった展示品:
 京のよすが、かおり籠、のぼりあゆ、誰が袖おもい出、ものすごい量の酒瓶たち
・見終わった後、ふと、何気ない包装紙を気にするようになったり、
 あと、無償に折り紙をしたくなった自分です